とにかく素晴らしかったモーツァルト協会の10月例会。
私はまだその余韻に浸っている。ウィ―ン国立歌劇場のメンバーによる演奏も素晴らしかった。全てに私は満足だった。帰りに、今までお話をしたこともない会員の方と、素晴らしかったですねと、そこからお互いに感想を語りあっていたら、帰り路、とうとう電車に乗るところまで来てしまった。正直それでも語り切れない気持ちでお別れをしてしまったが、初めてお話する方と、こんなにも思ったことを話しあえるなんて、音楽とは、モーツァルトとは何と素晴らしいものだと思った。
いつもお見かけしているだけでお会いしてもお話をしたことがないのに、こうして遠慮もなく話せるのも音楽の力かも知れない、そう思った。
同じものを好きという事は、きっと何か共通点があるということなのだろうか。私と貞次さんだって、まさにそれの典型的な二人だったのかも知れない。
みんながみんな、モーツァルトを好きなら気が合うというわけでもないけれど、それは微妙なところだが、でも好きなものが同じならやはり話は合うのだろう。
一昨日は、加藤浩子先生主催の「ほろ酔いオペラ」の第4回目が、ミューザ川崎「市民交流室」であり、テーマは「オペラにおける指揮者」。
指揮者園田隆一郎さんと、ソプラノ歌手の中山美紀さんがゲストで、先生とのトークあり、園田さんのピアノで中山さんの歌も披露された。
12月には新国立劇場での「オルフェオとエウリディーチェ」を園田さんは指揮をするが、来月は、モーツァルトのオペラ「羊飼いの王様」を指揮もされる。今回は、その中のアリアを、このオペラにご出演の中山さんがタミーリのアリア「この心はもう嵐を忘れて」と、アミンタのアリア「彼女を愛そう、いつまでも」の2曲を歌ってくださった。
この「羊飼いの王様」は、滅多に上演されることがないオペラなので、今回の上演はとても貴重、モーツァルト19歳の作品、この若さながら、モーツァルトお得意の感情の機微を見事に音楽に乗せて表現している。指揮者の園田さんも、これはモーツァルトの特筆すべき才能と、おっしゃっていた。
藤沢での上演なので、とても遠いながら、私は絶対に観なければと思いチケットを入手した。開演は2時なので一日がかりで出かけてみようと思っている。
モーツァルトを訪ねてとこまでも・・♬
それにしても、このオペラ、出演は、森麻季さんに砂川涼子さん、それもこのお二人はカップルなのです。かつてはカストラータが歌っていた役を、ソプラノの砂川さんが歌います。魅力満載、楽しみです。
