今最も注目を集める指揮者、沖澤のどかさんを招いての講演会に行ってきました。
「フィガロの結婚」の1幕、2幕をテンポ感で読み解く講座は前回あったのだが、私は都合が悪く出席できなかったが、今回は、その第2弾で、第3幕、4幕についてお話しされた。
2022年にセイジ・オザワフェスティバルの松本公演で、大評判となった沖澤さん指揮の「フィガロの結婚」、鑑賞された方からも大成功だったと私もその評判は聞いていた。
映像でその公演を振り返り、楽譜も紐解きながら、歌手や演出についてどう向き合ったかなど、有意義なお話を2時間たっぷりとお聞きすることが出来た。
この秋の話題となったウィーン国立歌劇場の来日公演もこの「フィガロの結婚」だったが、スザンナ役のイン・ファンが降板してがっかりした人も多かったようだが、この松本での舞台もイン・ファンはスザンナ役だった。
4幕のアリアの映像を流してくれたが、歌唱が素晴らしかった。沖澤さんがおっしゃるには「高音のピアニッシモはとても難しいのに、彼女の歌声は、あたかも耳元で囁かれているように聴こえてくる、また高音に上がっていくときにも、それがとても自然に滑らかに上がる」と、絶賛されていた。そんな映像も、観ることが出来、本当によかった。(この映像は今の所公になる予定はないとのこと)
伯爵や、伯爵夫人の歌手も、それぞれ絶賛され、映像も流してくださった。
指揮がよければ、歌手も実力以上の力も出るし、逆も又然りと思った。お互いの尊重、尊敬、相互理解がなければ、いい舞台はできないことを改めて感じた。
そしてテンポ感も、役柄を十分理解し、劇中の流れの中で、どう効果的なテンポにするか等、指揮者としてのお立場からも考えられた舞台だったと感じた。
「オペラは、指揮」と、言い切っていた人の言葉も思い出された日だった。
最後に宣伝させてくださいと、3月20日に京都で、コンサート形式ながらモーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を指揮するそうで、是非いらしてくださいとのことだった。
京都交響楽団の常任指揮者になられての、沖澤のどかさん指揮の「コジ」、にわかに興味が湧いてきた。調べてみたら、歌手陣も素晴らしい。京都コンサートホールもどんなホールだろうか・・。京都での「コジ」、夢が膨らんだ・・。
ホットなニュースと思って、お知らせしている。この指とまれである♪♡
