秋を楽しむ🎵♡

急に冷え込むようになった。軽井沢の最低気温は今日は5度とのこと、寒いだろうな、東京もやっと秋らしい、晴天も続くようになってきました。

私は今週はとても動き回っていた。計画していたわけではないが、結果的にそうなりました。昨日までの3日間、初日は映画を観た。「白鳥とコウモリ」という作品で、今年7月に68歳の若さでこの世を去り、惜しむ声の多かった東野圭吾氏の新たな最高傑作の映画化です。

2日目は、東京都美術館で只今開催中の、大英博物館日本美術コレクション「百花繚乱」展へ、これほどまでに日本の至宝が海を渡って英国にあったとは、只々驚きのため息の鑑賞でした。

今回の大きな呼び物は、桃山時代末~江戸時代始めの狩野派の絵師による作品、「秋冬花鳥図襖」、「春景花鳥図襖」、「琴棋書画仙人図襖」の3組の襖絵が約150年ぶりに奇蹟の再会を果たし、一堂に会して公開されていること。

元々は奈良県の談山神社にあったとされる襖絵ですが、明治の廃仏毀によって散逸し、1組は海を渡って大英博物館へ、そしてもう一組は青森県中泊町の旧家宮越家に、この襖絵が、近年の研究により散逸したとされる一連のうちの一枚であることが判明、そして大英博物館所蔵の襖絵と一組だったアメリカシアトル美術館所蔵の襖絵も特別出品、青森、ロンドン、シアトルに分かれていた襖絵が、今回一堂に展示されています。

この襖絵のほか江戸時代の絵画が中心で、江戸時代を代表する八大浮世絵師の版画と、歌麿、北斎らの貴重な肉筆、初里帰りとしての丸山応挙や歌麿、北斎の作品もあり、見どころ満載です!

その為か、とにかくすごい人、まず入館迄外で並ぶこと60分、中に入ってチケットを買うところまでが更に60分、それでやっと展示室への入室となりました。私は気軽に出かけてしまい、前売り券も持たなかったが、前売り券を持っていたらもう少し早かったかもしれません。

それでも、よく頑張りました。周りに並ぶ人たちにも励まされました。だってシニア世代がいっぱい、みんな元気そう、一人として疲れ果ててる様子もなく、じっとただ並んで入れるのを待っているのです。でも、水を持って出かけたのは良かった、体力が尽きても、最後は気力と水があれば頑張れると思いました。水さえあれば人間生きられると思ったりした。

この3組の襖絵の前は、黒山の人だかりで、下の方は見えない状態、ゆっくり鑑賞したかった!

宮越家の9代目当主の宮越正治さんは、この襖絵を大正9年に奥様のイハさんの誕生日祝いと、33歳の厄払いの為に新築した離れ「詩夢庵」の奥の間のしつらえとして関東大震災前年に東京で購入したのだそう。

大正浪漫の傑作とされるこの「詩夢庵」は、お二人の共通の趣味とする詩歌を詠みあう場所としてこう名付けたそう、ロマンチックですね♡、小川三知の最高傑作と賞されるステンドグラスの見どころもあり、そこから望むお庭「靜川園」と共に年2回ほど一般公開されています。

青森は父の故郷、今も黒石市には父の実家があり、いつか「詩夢庵」も訪ねてみたいものです。

3日目の昨日は、新国立劇場でロッシーニのオペラ「イタリアのトルコ人」、こちら楽しいオペラだった。ロッシーニはモーツァルトを尊敬していた作曲家の一人、モーツァルトに似た軽快なメロデイ、ウエットさ、明るさにコミカルさが加わって、本当に楽しかった。

秋を楽しんだ3日間、疲れはしたものの元気を貰った気がしています♡🎵